タイトル名
|
メーカー、ブランド名
|
総プレイ時間
|
ナツイロココロログ
〜Happy Summer〜
|
Hearts
|
5 〜 10 時間
|
シナリオ
|
グラフィック
|
音楽
|
C+(20/30)
|
B+(15/20)
|
B+(15/20)
|
キャラクター
|
総合点数
|
個人的評価
|
B(22/30)
|
B(72)
|
B
|
初めに(前書き)
今回のレビューは ナツイロ
ココロログ のファンディスクと
言えるゲームです。そのため
ナツイロココロログ の本編に
関する ネタバレ がいくつか
あります。その事を理解された
上で納得された方に、この
レビューを読んでいただければ
幸いです。それから、この
レビューでは以降 ナツイロ
ココロログ の事を本編と
省略して記載します。
総評
個人的な期待値を超えたのは鈴と
久遠の 2 つの個別ルートのみで
他が思ったよりも私には刺さらな
かったです。特に小キ音と綺新の
個別ルートは本編で疑問に思って
いた事についての説明をここでも
ほぼ放置したのは残念ですね。
他の 3 つの特殊ルートの内容も
仕方ない部分はありますが
Hシーンぐらいしか書くことが
少ない事も辛いです。ただ
それらを補って余りある…と
までは言えないですが、鈴と
久遠の 2 つの個別ルートは
ファンディスク として見れば
悪くないと思います。特に鈴の
個別ルートは不満が全く無い
わけではありませんが、実妹
個別ルートのファンディスク
としての 1 つの完成形を見た
気がします。総評全体のまとめと
して、私の個人的な評価を無視
したとしてもシナリオは鈴の
個別ルート以外はそこまで評価
出来る物はなく、グラフィックや
音楽。キャラクターにおいても
本編以上という事はないので
この評価に落ち着きました。
あらすじとプレイについて
本編で各ヒロイン達と結ばれた
主人公。そんな 2 人に訪れる
新たなるひと夏の思い出。そして
それとは別に始まる新たな
思い出…と言った感じですかね?
正直これ以上あらすじで書く
事が思い浮かばないです。
総プレイ時間は 5 〜 10 時間。
共通ルートはなく 初めから を
選ぶと各ヒロイン達やそれ以外の
ルートを選択する画面に移行
します。各ヒロイン達の個別
ルートは 1 時間前後ですが
香奈恵の個別ルートはそれよりも
短いです。それ以外に 2 つの
ルートがありそちらは 30 分 〜
1 時間ぐらいだと思ってもらえ
ればいいです。おススメの攻略
順は特にないです。あえて言えば
鈴か久遠の個別ルートを後に
回した方がいいぐらいですかね。
まあ、これも絶対ではないです。
シナリオ
簡単に書くと 各ヒロイン達は
本編の個別ルートのエンディング
からエピローグまでの内容を主に
描写しています。それ以外の
ものに関しては本編の共通ルート
部分の話を描写しています。
まずは、本編のヒロイン達以外の
ルートについてですが、こちらは
シナリオ的には 評価に値しない
内容だと、ハッキリと書いて
おきます。もっとストレートに
書けば Hシーン目当て と
言った方がいいです。なので
ここでは省略します。次に各
ヒロイン達の個別ルートについて
ですが、香奈恵は本編でもおまけ
扱いに近かった事もあり本作でも
個別ルートの描写が少ないです。
そのため、内容云々の評価が
出来るだけの中身がなかった
ので、ここも省略します。一応
本編で香奈恵の事が好きになった
人にはここで謝罪します。さて
残りの 4 人のヒロインについて
ですが、綺新の個別ルートは正直
がっかりしましたね。ファン
デスクの内容としてはそこまで
駄目な訳ではないのですが、本編
での父親関係のエピソードに
ついての補足描写が私の納得
出来る内容ではなかったから
ですね。一方で小キ音の個別
ルートの方は本編でのライ関係の
補足描写が一応本作で描写されて
いましたが、満足出来る内容では
なかったです。ただ、序盤こそ
少し気になりはしましたが、本編
から成長した小キ音を描写出来て
いたので、綺新の個別ルート
よりは評価出来る内容だったと
思います。そして、久遠の個別
ルートは久遠と主人公の甘い
関係と本編のエピローグへと
至る内容を中心に描写しています。
特に素晴らしい内容というわけ
ではなかったですが個人的には
ファンデスクの内容としては満足
しています。ただ感動や面白さと
いう部分は小キ音や綺新の個別
ルートと大差はないので、その
辺りを期待されるとがっかり
されるかもしれませんが。そして
最後に鈴の個別ルートですね。
こちらは本編後の甘々な 2 人の
関係を序盤に描写して中盤からは
旅行。そして終盤の神社。どの
内容も良かったと思います。ただ
個人的にはどうしても実妹の
シナリオで欲しい内容の描写を
ぼかした所が気になっています。
ですが、それを差し引いても
終盤の神社での描写は 良かった
です。主人公の覚悟。鈴の気持ち。
どちらも素晴らしく、本編と
比べても引けを足らない良い
シーンでしたね。結局、本編と
同様にシナリオ評価という部分
では鈴がぶっちぎって高い評価を
つけられる内容で、それ以外の
シナリオはそれよりも落ちる。と
言うのが正直な私の気持ちですね。
グラフィック
本編と同様のクオリティーは
保っていると思います。追加の
一枚絵はHシーン関係の物が多い
ですが、各ヒロインの新たな
衣装と椎菜の新規一枚絵を用意
していたので本編と同様の評価と
しています。
音楽
新しいのはオープニング曲ぐらい
ですが、それでもそれを用意して
いたので、本編と同様の評価と
しています。新オープニング曲も
本作の雰囲気によく合っていた
事も理由の 1 つですが。
キャラクター
本編と同様に好きなヒロインは
鈴と久遠のツートップですが
今回、小キ音が 2 人に少し差を
詰めて来た感じですね。本編で
小キ音は自信のなさと自虐的な
部分が、少し強かったですが
その部分の改善と成長を感じ
られた所が良かったです。綺新の
方も決して悪くはないですが
小キ音の方が良い印象が残って
います。久遠の方は本編での
すれ違いを乗り越えた事もあって
互いに信頼しているからこそ
終始イチャイチャしていましたが
これはこれで良かったですね。
しかし、相手が悪かった。鈴は
本編でも良い描写が多く、自然と
多くの人が好きになったと思い
ますが本作でもそれは健在です。
特に終盤の描写は 素晴らしい
ですね。あのシーンは主人公と
併せて鈴の魅力を改めて引き
出してくれたと思っています。
それでも本編より評価を下げた
のは、香奈恵を含めて、エウや
椎菜の描写があまりにも雑だった
からですね。本編でもそういった
所はありましたが、3 人共
魅力的なキャラなんですから
もう少し見せ方を工夫して欲し
かったです。その意味も込めて
本編より評価を落としています。
Hシーン
回想シーンに久遠、鈴、綺新が
5 つ。小キ音が 4 つ。香奈恵が
3 つ。そしてそれ以外に 4 つ。
収録されています。ちなみに
久遠、鈴、綺新、そして小キ音も
電脳世界のアバターと現実世界の
分を足しています。厳密に言えば
小キ音はライと分けるべきですが
ここでは一緒にしています。
香奈恵はともかく小キ音が 1 つ
他のヒロインより少ないですが
中身の濃さでは負けてないと
個人的に思っています。シーンは
ローターや電〇にア〇ル、放〇。
そして 3 Pと本編より濃くて豪華
です。それでもやっぱり鈴の放〇
シーンに関しては言いたいことが
いくつか… (以下自主規制)
ま、まあ回数に内容は純愛ものと
しては平均以上だと思います。
最後に一言
小キ音と綺新の個別ルートがもう
少し良ければもっと良い評価を
する事が出来たんですが…
このレビューに関することは
こちらのweb拍手からどうぞ。
Copyright © 2016 心と幻をこえて All rights reserved.
|
|
|